ANA海外特典航空券予約は355日前開始日が勝負(裏技、コツ)
ポイントサイトなどを駆使してようやくANAマイルを貯めて、海外の特典航空券を予約しようとしても、人気路線は特典枠すぐに埋まってしまいます。
今回は、ANAの海外特典航空券の予約について、裏技やコツについて紹介したいと思います。
往路予約開始日に往復同日予約し、復路予約開始日に帰りの便を変更することです。
ANA 海外特典航空券の予約開始は355日前のAM9時開始
正式には、往復同時予約及び発券が条件で、旅程の復路ご搭乗日の355日前(ご出発日含まず)午前9時(日本時間)から第一区間出発の96時間前までです。
この通りに行うと、海外旅行は1週間くらいなので、復路の登場日を待っていると、運良く復路が空いていたとしても往路がすでに一杯ということが多いです。
空港についた日に帰る予定の往復同日予約が可能、旅行開始日(発券)から1年間であれば予約変更は無料で何回でも可能です。
これを活用して往路予約開始日に往復同日予約し、復路予約開始日に帰りの便を変更することで、普通にやるよりは、海外特典航空券の確保する確率を上げることができます。
往路予約開始日に往復同日予約
往路予約開始日のAM9時が勝負です。インターネットか電話で予約します。
例えば、2020年6月3日から6月12日(11日発)までパリ旅行に3名でビジネスクラウで行きたいとすると、往路の予約開始は2019年6月14日AM9時です。
ネットでやる方法をご紹介します。
まず、ANAマイレージクラブから、ANA国際線を選んで、特典航空券予約をクリックします。
今回の場合は、往路、復路とも6月3日を選択します。
前後3日の空席を比較はチェックを入れないようにしましょう。入れてしまうと、前後の結果画面を一度挟んでしまうので予約まで1画面多くなってしまいます。9時ちょうどに検索をクリックします。(接続する環境によって1,2秒前の方が良かったりもします。)
運よく空いているとこのようになります。
往路便はこの時は、空席ありになっていますが、変更するため、空席待ちでもどちらでも構いません。
予約の完了まで行かないとその間に、他の人に取られてしまいますので、完了まで急いで行うようにしましょう。
家族の搭乗者はマイルが使えるようにあらかじめ特典利用者登録を済ませておきましょう。また、往路も空きがあり予約が完了してしまう場合は、決済も必要です。決済する際にクレジットカード情報を入力する必要があるので、あらかじめ登録しておくと、入力する手間が省けます。
復路予約開始日に復路予約を変更
復路予約開始日のAM9時が勝負です。インターネットか電話で変更します。
ネットでやる方法をご紹介します。
まず、ANAマイレージクラブから、ANA国際線を選んで、特典航空券の予約確認、変更をクリックします。
予約内容が出てくるので、予約変更をクリックします。
往路同日予約で、復路も予約できている場合と、空席待ちで画面が若干違います。こちらは予約ができている画面です。変更する復路にチェックを入れて、希望の日を入力します。今回の場合は11日です。(日本12日着)
9時ちょうどに検索をクリックします。
結果はこのような画面になり、往路が上に出て、復路が下に出ます。
この画面は空席待ちになっていますが、空席になっていたら急いで変更手続きしましょう。往路と同様に完了するまで席は確保されませんので、他の人に取られてしまう可能性があります。
電話で予約する場合は手数料が1人2,160円
電話で予約する場合は、手数料が1人2,160円がかかります。ネットで往路を予約し、復路を電話で変更する場合もかかります。ただし、一度2,160円かかるだけなので、往路と復路の変更の2回とも電話で行う場合は、1回だけ手数料がかかるだけです。
電話で予約する場合は、9時前から電話をつないでおく必要があるので、15分前くらいからであれば、質問をしたりして時間を潰して待ってもらうことはできます。もし、繋がらなかった場合に備えてネットの準備もしておきましょう。
電話もオペレーターがオペレーターの端末からネット予約をするため、自分でネット予約をするのと同じ条件なので、運に左右されます。
特典航空券開始日に予約失敗した場合は、1ヶ月前ごろからチェック
これまで紹介した方法で行っても、夏のハワイ便など競争率はかなり高いです。特典航空券開始日に予約失敗した場合は、空席待ちができる場合はしておきましょう。空席待ちもできない場合は、出発日の1ヶ月、2週間前ごろからちらほら空きが出てくることが多いです。直前になって行けなくなった人のキャンセルや、一般販売の席に空席が多い場合に特典航空券分に回ってくる場合があります。出発の1ヶ月前からチェックしておきましょう。
ビジネス分の必要マイル数を払って、エコノミークラスを予約し直前変更の可能性にかけることも
ビジネスクラスを狙っていて、往路がビジネスクラス、復路がエコノミークラスとクラス混在なった場合は、各クラスの片道分の合計になります。
例えば、ヨーロッパのレギュラーシーズンの場合、ビジネスクラスは往復9万マイル、エコノミークラスは往復5万5千マイル。往路がビジネスクラス、復路がエコノミークラスは、7万2500マイルになります。
マイルは損をせずに取ることはできるのですが、これからビジネスクラスが空いたとしてもエコノミーからビジネスに変更することはできません。
そこで、ビジネスクラスの空きが出るかわかりませんが、ビジネスクラスのマイルでエコノミークラスを抑えることが可能です。その場合、ビジネスクラスの空きが出た場合に変更することができます。
こちらは電話でのみの対応になります。また、空席待ちはできないので、自分でチェックして変更する必要があります。
ビジネスクラスは、さらに競争率が高いので、ビジネスでもエコノミーでも席を抑えて旅行日程を確定させて、運よく開いたら後で変更というのもありかと思います。
閑散期と希望日の1ヶ月前から予行練習
ネット予約の場合は、いきなり本番とせずに閑散期で流れを試してみて、1ヶ月前から予行練習を行ってどのくらいの確率で空席となるか確かめるのがいいと思います。何度やってもダメな場合は、最初から電話の方がいいかもしれません。
また、旅行日程の前後から予約をして日程をずらしていくとチャンスが広がります。
例えば、今回の場合は2020年6月3日から6月12日(11日発)とすると、往路は6月2日から試して空いていたら予約をする。次の日、本命の3日の予約が取れば変更する。
復路も同様で10日から試して空いていたら予約をする、次の日、本命の11日が取れれば変更するといった感じです。
発券後、変更は発券日から1年以内の出発
今回の方法で一つ注意事項があります。往復でどちらか空席待ちになっていれば、発券する必要はなく、両方の席が確保したタイミングで支払いをして発券する必要があります。
発券後に予約を変更したい場合は、発券した日から1年以内の出発でないと変更ができません。
例えば、2020年6月3日から6月12日(11日発)で、6月11日の予約開始日は355日前の2019年6月22日です。ここで予約が取れて発券したとすると、予約の変更は2020年の6月22日出発までしか変更ができません。23日以降の出発にしたい場合は、一度キャンセルが必要で、1人3,000マイルが手数料として引かれ、有効期限が残っていれば残りが戻ってきます。
2020年のパリ往復ビジネスクラスを3名分ゲット
私も今回この方法で、2020年の羽田-パリ便の特典航空券を3名分、往復ビジネスクラスを無事ゲットできました。
また、予約する確率を上げるためSFC修行をしてダイヤモンド、プラチナステイタスにすることもオススメです。SFC会員よりプラチナステイタスの方が解放される座席数が多かったりします。
私もポイントサイトでマイルを貯めて、SPGアメックスでマリオットグループのラグジュアリーホテルに宿泊と、無料で豪華な旅行を楽しんでいます。ほぼ毎年ハワイに行けているのもこのおかげです。
復路変更で355日前に開放されますが、復路に乗る日は355日前でも目的地に着くのが356日前の場合は選択肢が現れても途中でエラーになって買えないのでしょうか。
直行便の場合、着く日が356日前になっても乗る日が355日前ならOKでしょうか?
又、トランジットがある場合、復路の二つ目の行程が365日前になるならやはり選択肢は現れても途中でエラーになりますでしょうか?
目的地に着くのが翌日でも、往路に乗る日が355日前のものが9時に出てくるようになります。
往路に出てくるものは選択可能で、エラーにはならないと思います。
希望しているルートで、その日発売の9時にどのようなルート、日をまたぐ便が出るのか確認してみては如何でしょうか?