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エアチャイナ ビジネスクラス 成田-シンガポール-羽田、0泊2日を体験
マイルではなくステータス。ANAの上級会員(SFC)を目指すべく、フライトマイルのプレミアムポイントが効率よく稼げる人気の路線、同じスターアライアンスメンバーのエアチャイナ ビジネスクラスで行くシンガポール便を2018年6月に利用してきました。
なるべく週末でこなせるよう、0泊2日の日程(通称SINタッチ)で行ってきましたので、エアチャイナビジネスクラスの内容、乗り換え方法や実際にかかった時間、体験した感想や注意点などをご紹介します。
獲得できるプレミアムポイント
ANAの上級会員のプラチナ会員には50,000プレミアムポイントが必要です。
ANA以外のスターアライアンスでは25,000プレミアムポイントまではカウント対象です。
シンガポール ビジネスクラス往復で11,858プレミアムポイントが獲得できます。
・成田-北京 2,041
・北京-シンガポール 3,888
・シンガポール-北京 3,888
・北京-羽田 2,041
最近の最安値で、往復98,880円です。少し前より高くなっています。
1プレミアムポイント(PP)あたりの単価は、8.34円です。1PP10円が目安なので、かなりお得な路線です。
エアチャイナで予約する際に、マイルをどこに貯めるか入れるところがあるので、ANAのマイレージ番号を入れるよう忘れないようにしましょう。予約の時にANAのマイレージを入れておくと、搭乗した後2、3日で自動でマイルが加算されます。発券した時に、マイレージ番号が入っていることを確認しましょう。
シンガポール旅行の0泊2日のスケジュール
今回はエアチャイナでシンガポールに初めて行ったので、料金が最安で乗り換え時間はできるだけ余裕を持った日程にしました。一番のネックは、帰りの北京の乗り継ぎ時間が1時間50分しか無いところです。
・金 CA926 成田発 15:15 – 北京 18:40
・土 CA975 北京 00:10 – シンガポール 06:30
・土 CA976 シンガポール 9:00 – 北京 15:20
・土 CA183 北京 17:10 – 羽田 21:30
成田空港でエアチャイナ チェックイン
空港のエアチャイナのカウンターは、第1ターミナルのFにあります。15:15の便は、12時からカウンターがオープンするので気をつけてください。早く行ってラウンジでゆっくりしようと思っていましたが、少し待ちました。
ビジネスクラスのカウンターは並ばずには入れます。
エコノミークラスはかなり混雑しています。
チェックイン後は、出国審査を早めに通ってラウンジでのんびりしましょう。
エアチャイナビジネスクラスは、同じスターアライアンスのANAラウンジとユナイテッド航空のラウンジの両方が利用できます。0泊2日なので利用できる時にシャワーを浴びておくのがオススメです。ビジネスクラスは搭乗の度にご飯が出ます。往復で4回です。ラウンジでのご飯はほどほどにしておきましょう。搭乗ゲートは44でしたので、第4サテライトのANAラウンジが便利でした。
行き:成田から北京
機材はエアバス A330-300です。ビジネスクラスはフルフラットになります。
画面も大きくて見やすいです。
出発前にメニューを渡され食事のオーダーがあります。
夕食を選びます。メインを野菜、フィッシュ、ビーフから選びます。
その時に一緒に出てくるドリンクも一緒に注文します。
最後に、夕食を運ぶ時に寝ていたら起こしてもいいですか?と確認があります。
離陸してすぐに食事が出ます。
前菜です。
メインはビーフにしてみました。
出発前にANAラウンジでしっかり食べてしまったので、お腹いっぱいであまり食べれませんでした。味は普通です。ビーフは外国産特有の少し匂いがありました。
機内でイミグレーションカードの配布がありますが、乗り継ぎの場合は、必要ありません。
北京乗り継ぎ
余裕を持たせてあるので、乗り継ぎまで5時間あるので乗り継ぎも余裕です。
飛行機を降りると看板があるので、「Transfer」の方向を目指します。降りて左に進みます。
さらに進むと国際線乗り継ぎのお客様の方へ行きます。
国際線乗り継ぎ用の出入国審査があります。平日ということもあり、全く混んでいません。
次に、階段を降りて、保安検査、手荷物検査があります。こちらも新しいゲートが空いたので、10分程度で終わりました。
飛行機は、ほぼ定刻の18:36に着きました。手荷物検査も全て終わったのが18:53なので、20分くらいで通過しています。
シンガポール行きは00:10発なので、搭乗開始は23:40となっていました。
それまでは、エアチャイナのファーストクラスラウンジでゆっくりしましょう。ビジネスクラスラウンジになりますがシャワーも使えますよ。
注意点は、シンガポール行きは、沖止めになりバスに乗って行きます。そのため、搭乗時間も少し早くなるので早めにゲートに行きましょう。また、ラウンジからゲートまで結構距離があります。徒歩で10分くらいかかります。
行き:北京からシンガポール
沖止めなので、バスで飛行機まで移動します。
機材は787-9です。ビジネスクラスはフルフラットになります。
夜中のフライトなので、ロクシタンのセットがもらえます。
北京シンガポール間は、ブランケットが厚手の布団です。
フライト前に、メニューが配られて朝食のオーダーをします。中華か洋風かを選びます。また、朝食時に出てくる飲み物も頼みます。こちらでも朝食を配る時に寝ていたら起こしても良いか確認があります。朝食は到着の2時間前くらいに配られますので、すぐに寝てしまって大丈夫です。
滑走路が混雑しているとのことで、滑走路で順番待ちをして出発が1時間くらい遅れました。滑走路を見ていると離陸と着陸が同じ滑走路で行われています。離陸用と着陸用に分けましょうよ。
中華の朝食はこちらです。お粥がちょうどいいです。
機内でイミグレーションの紙が配布されますが、0泊ですぐ戻る場合は、入国審査は必要ないので、いりません。一応もらっておきましょう。
シンガポール乗り継ぎ
北京の出発が1時間遅れていたので、到着も1時間遅れて7:30に到着しました。帰りの便が9時発なのであまり時間がありません。
D42ゲートに到着し、入国しないで帰りの旅行券を発券できるトランスファーラウンジDを目指します。D42ゲートから左に真っ直ぐです。50mくらいで着きます。
こちらで発券してもらいます。
発券したときに、SATSラウンジの利用券が一緒にもらえます。ここで、発券してもらったのが7:33分で、帰りの搭乗時間が7:40とたった7分しかありませんでした。搭乗時間が早いのは、搭乗ゲートに手荷物検査があるからです。シンガポールについてトイレだけ行きました。
手荷物検査は、ビジネスクラスの優先はないので並びましょう。
帰り:シンガポールから北京
機材は行きと同じ787-9です。ビジネスクラスはフルフラットになります。
朝なので遅れないだろうと思っていたのですが、9時に全員乗り込んで出発できる準備はできていたのですが、滑走路が混雑しているとのことで、なかなか動き出さず40分出発が遅れました。北京乗り換えの時間が一番ない中でこれは痛いです。
いつも通りメニューが配られて、昼ご飯の注文をします。
中華と洋風がありました。中華の中でもメインをフィッシュかビーフを選びます。
中華のフィッシュのエビはこちらです。なかなか美味しかったです。
北京乗り継ぎ
北京での搭乗時刻が16:40で出発は17:10です。10分前にゲートが閉まると書いてあったので17時までに搭乗ゲートに行く必要があります。
出発が40分時間遅れたので、到着も40分遅れて15:20到着予定が16:00に到着しました。しかし、到着してターミナルに移動するまで20分、さらに沖止めということで、バス移動が10分とすでに16:30です。
飛行機を降りると、エアチャイナの看板を持った人がいたので、乗り換えだと伝えると氏名をチェックしていて、優先のシールを貼ってもらえます。日本みたいに連携はとってもらえませんが、乗り換えの意志だけアピールしておきました。
急いで行きと同じ国際線の乗り継ぎの出入国手続きに向かいます。国内線ゲートの方から着いたので、間違えて国内線の優先に並んでしまい、国際線はあっちだと言われ5分くらい時間をロスしました。行きと同じところと覚えておきましょう。この時点でもうダメだと思いました。
かなり人が並んでいるので、係りの人に声をかけて時間がないと伝え、優先のシールも見せたらさらに優先のシールをもらって横から入って一番前に行けと言われました。ただ、着いてきてもらえないので、割り込んだ先頭の人に時間がないでごめんねと言って、航空券を見せたらOKと言って入れてもらえました。
行きと同じで、そのあとは階段を降りて手荷物検査です。ここでも係りの人を見つけて、時間がないと言ったら、俺に着いてこいと言って先頭まで入れてくれました。まじありがとう。
と、手荷物検査が終わった時点で16:45分です。搭乗ゲートはE17で結構遠いです。カートがあったのに気づいて送ってもらおうとしたところ、何と有料とのことで結局走りました。ゲートに着いたのが16:50分でしたが、搭乗が少し遅れていてビジネスクラスの優先搭乗に何とか間に合いました。
でも結局出発時刻が17:10のところ、17:15に動き出したので、ゲートにこないと置いて行かれますね。もし時間がなくても係りの人にお願いする、諦めずに走りましょう。
飛行機の中でも到着が遅れることがわかっていたので、CAさんに乗り換え間に合いますかね?と聞きましたが、多分、急ぎましょうと言われるくらいで、何とかしてくれそうな気配は全くないです。。。海外は自分の仕事の範囲が決めるところがあるので、CAさんはあくまで飛行機の中。それぞれ毎の担当の人にお願いするしかないですね。
注意点として手荷物は預けずに、機内に持っていけるものだけ、走れるようにコンパクトにするのがオススメです。
帰り:シンガポールから羽田
機材はA321で、フルフラットにはなりません。プレミアムエコノミーといった感じです。どうやら、羽田はこちらのA321、成田だとA330-300になるみたいです。
出発前にメニューを渡され、夕食のメニューを注文します。
中華か洋風を選びます。ここでも配る時に寝ていたら起こしてもいいですか?と聞かれます。中華のディナーはこちらです。ピリ辛のチキン、これが一番美味しかったです。
出発が20分くらい遅れたので、21:30到着予定が21:50分くらいでした。さらに沖止めだったのでバスでの移動で22:00に到着しました。入国審査と税関はかなり窓口が空いていたので待つことなく通れました。
実際の到着時間
0泊で行う場合、乗り継ぎ時間に間に合うのか心配ですね。実際の到着時間をまとめて記載しておきます。日本から北京はあまり遅れないみたいですね。北京からシンガポール、シンガポールから北京は少し遅れると思っておきましょう。
・予定:金 CA926 成田発 15:15 – 北京 18:40
→ 北京到着 18:36
・予定:土 CA975 北京 00:10 – シンガポール 06:30
→ シンガポール到着 7:30
・予定:土 CA976 シンガポール 9:00 – 北京 15:20
→ 北京到着 16:30(着陸は16:00、滑走路+バス移動30分)
・予定:土 CA183 北京 17:10 – 羽田 21:30
→ 羽田到着 22:00(着陸は21:50、バス移動10分)
感想
0泊2日で完了するので、会社を休まずに週末にこなせるのでいいと思います。
しかし、遅れることも想定すると乗り換え時間が2時間を切るとかなりドキドキしてしまいます。初めての方は、行きだけでも余裕を持った時間にして一度乗り換えを体験しておくことが重要だと思います。
ほぼ、飛行機に乗っているのですが、ビジネスクラスでフルフラットなのであまり疲れません。今回は運よくビジネスクラスの席は、隣はいなかったので快適でした。ラウンジで乗り換え時間の時間を潰す方が疲れます。
はじめてのエアチャイナのビジネスクラスでしたので、色々と体験できたので個人的には楽しかったです。2回目はシンガポール1泊を予定していますが、同じルートなので2回目はきついかもしれません。
準備しておくといいもの
・羽織るもの(飛行機は寒いです)
・充電器(飛行機にコンセント、USBポートがあります)
・ブックマーク(北京でネット制限があります)
・ブログを見てイメトレ(必要な場所のキャプチャー)
・必要な英語フレーズ(WiFi使えますか?シャワー使えますか?時間がないなど)
・手荷物は預けず、最小限の荷物
・iPnoneにミュージック(日本の曲は安室ちゃんと、Girls NEXT DOORだけでした)
エアチャイナのビジネスクラスは、日本から北京、北京からシンガポール、シンガポールから北京、北京から日本とそれぞれでその時間帯に合わせた、朝食、ランチ、ディナーのどれかが出てきます。お腹があまり空いていないので、ラウンジでもあまり食べれないんですよね。
WiFiでネットは使えますが、利用制限されているページやコンテンツがあるのでよく見るサイトはブックマークしてきてください。暇つぶしの本なども持ってきておいた方が良いと思います。
あとは、0泊2日なので、シャワーが本当にありがたいです。時間があるときはシャワーに入っておくといいです。
ラウンジから搭乗ゲートまでは遠く、15分くらい歩きます。また、シンガポールに行くときは飛行機は沖止めなのえ、バスに乗って行きます。搭乗時間も通常より早いので早めにラウンジを出て搭乗ゲートに向かいましょう。
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