ヴェルサイユ宮殿 レンタル自転車で離宮サイクリングがおすすめ！パリ市内からタクシー料金や時間など
3年延期となっていたフランスとスペイン旅行に2023年6月にようやく行くことができました。
ヴェルサイユ宮殿は、サイクリングをしてプチ・トリアノンを巡ったり、ピクニックがおすすめです。パリ市内からヴェルサイユ宮殿までのタクシー料金や時間、レンタル自転車の料金などをご紹介したいと思います。ランチを持っていけばよかったと後悔もしましたので、これからの旅行シーズンに向けて参考にしてください。
ヴェルサイユ宮殿
ヴェルサイユ宮殿はパリの南西約18kmにあるヨーロッパ最大級の宮殿です。2つの離宮もある庭園も含めると総面積は800万㎡にもなります。観光名所として有名ですが、絶対に行ったほうがいいです。
チケットは公式サイトで購入することができます。
宮殿のみは大人18ユーロ、宮殿と離宮の共通パスポート20ユーロ、噴水ショーのある日は27ユーロです。
パリから少し離れた場所にあるので、ツアーに参加するとバス移動とチケット、ガイドがセットになった半日のものが多いですが、離宮まで自由に散策できる時間はあまりないです。また、家族で行く場合など、子供はチケット代は無料ですが、移動代は大人と同様にかかるので、結構高くなってしまいます。
私は今回、往復の移動をタクシーで行い、チケットは公式サイトで購入し、時間にとらわれず、ゆっくりと庭園やレンタル自転車で離宮まで見ることができました。10歳の子供と一緒でしたが、庭ではレンタル自転車を借りて木陰を運転し離宮まで行ったりと、ただ鑑賞するだけでは飽きてしまう子供も大満足でした。庭をサイクリングしていると、その辺りは公園となっていて、自由に出入りができる場所となっていて、お弁当を広げてピクニックをしている人も多くいました。木陰は涼しいのでランチを持ってきてのピクニックも良いと思います。
ヴェルサイユ宮殿までのパリ市内からのタクシー料金
凱旋門近くのパリマリオットシャンゼリゼホテルから、ベルサイユ宮殿まで10時からの入場予約で、9時にタクシーで向かい、途中で少し渋滞しており時間に間に合うかギリギリでしたが、9時50分ごろに着き、料金は55ユーロです。家族3人くらいいると、バスツアーより、タクシーで行った方が安くつきます。
グーグルマップでホテルからヴェルサイユ宮殿までのルートを調べて時間と、旅行者マークを押すと大体のタクシー料金が表示されるので、参考になると思います。
宮殿は時間指定の入場
チケット予約の際に、宮殿への入場時間を予約します。入場時間から30分間に入ることができます。
何時と書いた札の列にずらっと並んでいますが、時間になると進み出し、入場の空港のような手荷物検査があるので、若干進みは遅いですがすぐに入れます。7月初旬でしたが、昼間は28度くらいまで上がりますが、10時台は外に並んでいても暑くないです。お昼くらいから炎天下では暑くなります。10時の予約で9時50分くらいに着き、下の写真の真ん中が列になりますが、割と並んでいましたが、10時10分には中に入れたと思います。色々な観光地を回りましたが、ここだけ、子供のパスポートで年齢チェックがありましたので、子連れの方は子供のパスポートは必須です。10歳の子供で小さめなので年齢ギリギリでもないのですが、チェックされました。
宮殿だけでもかなり広く、音声ガイドを聞かずに一部屋ずつ回るだけでも1時間30分くらいかかりました。有名な場所は観光客が増えており、進むのもかなり遅くなりました。また、室内は段々と暑くなるので9時や10時には入った方が良さそうです。
離宮までの移動手段
離宮までの移動手段は、徒歩、レンタル自転車、プチトランがあります。
プチトランが、宮殿を出て庭のすぐ近くから乗れるので、一番楽です。しかし、使用する人が多いと待つので何本か乗り過ごして乗る必要があるのでそこがネックです。
レンタル自転車、カートは、庭から離宮までのちょうど中間くらいの位置にあります。そこまで行くのに結構距離はあるので、倍の時間歩くよりは快適に移動することができます。また、色々なところを回れるのでおすすめです。
徒歩は、レンタル自転車を借りれる場所まで苦ではなければ、徒歩でも良いと思いますが返ってくる必要もあるのであまりおすすめできません。宮殿を見て回るだけでも結構な距離を歩いているので、足も疲れていると思います。
時間があれば、レンタル自転車がおすすめです。
レンタル自転車、カートの料金
自転車は30分7ユーロ、45分8ユーロ、60分9ユーロ、以降15分ごとに2.25ユーロ、半日で19ユーロ、1日21ユーロです。二人乗り自転車は30分10.5ユーロ、45分13ユーロ、60分15ユーロ、以降15分ごとに3.75ユーロ、半日で31ユーロ、1日33ユーロです。10歳の子供と二人乗り自転車を乗ろうとしたのですが、子供はダメだということでした。子供のジュニアの自転車はあります。料金は大人と同じです。
また、カートは60分38ユーロ、以降15分ごとに9.5ユーロです。4人家族だとカートと同じくらいの料金になりそうです。
レンタルブースがあり、カート用と自転車用の窓口が分かれています。以下の写真で並んで知るのはカート用で、自転車は並んでいない方です。窓口で補償としてパスポートを預ける必要があります。家族の場合は代表者1名で大丈夫です。レンタル時間の入ったレシートとチェーンを受け取り、自由に自転車を選ぶことができます。
終わったら、レシートとチェーンをレンタルブースに返却すると、レンタル時間を計算して支払い、パスポートの返却となります。
プチトリアノンに行こうとして、グラントリアンに行ってしまい、運河に降りてから、再度プチトリアノンへ行くというロスが発生して、プチトリアノンをゆっくり見学し、70分レンタルで自転車3台27ユーロでした。60分料金ですみました。
ピクニックもおすすめ
日差しは炎天下だときついですが、木陰は涼しいです。サンドイッチを持ち込んで木陰にシートを引いいて食べるのもおすすめです。幼稚園か小学校低学年くらいの子が、芝生でランチを食べていました。ランチを食べても良いとわかっていたら、持って行っていたと思います。
ヴェルサイユ宮殿からパリ市内までのタクシーはつかまりづらい
ヴェルサイユ宮殿からパリ市内までの帰りのタクシーをつかまえるのに苦労しました。ここだけが、自分でタクシーで行く時にネックとなるところです。ヴェルサイユ宮殿から出て正面右の信号を渡って10Mくらいのところにタクシーの看板の立ったタクシー乗り場があります。そこが先頭だと思うのですが、ヴェルサイユ宮殿側から曲がって、タクシー乗り場の先頭のところにくるようになっています。先頭で並んでいても、曲がったところのすぐのところで先に手を挙げられて乗られてしまい、こっちが先に並んで待っているのにというのが何回もありました。タクシー乗り場が数メートル先で、順番を待ってそこから乗るのがルールだと思うのですが、タクシーもタクシー乗り場の手前で止まり乗せてしまうので、このルールはよくわかりません。二人で待つなら、タクシー乗り場と手前の二手に分かれてタクシーをつかまえると良さそうです。
ようやく乗れたタクシーは、G7とフランスの有名なタクシー会社でしたが、タクシードライバーから、そこまで行くなら70ユーロと交渉され、行きの55ユーロからすると15ユーロ多めに言われました。タクシーもなかなか捕まらないし、少し雨もパラパラしていたので、仕方ないと思ってその料金で帰りました。パリ市内でも近場の場合に、多めの料金を初めに交渉してくるドライバーも多くいました。
また、ヴェルサイユ宮殿前でタクシーがつかまらない場合は、地下鉄の駅まで行くと、タクシーがつかまりやすいかもというのをモンサンミッシェルのガイドさんから聞きました。
当日の実際にかかった時間、料金のまとめ
当日実際にかかった時間と、タクシー料金のまとめです。観光の参考にしてください。
・9時-9時50分:行きタクシー パリマリオットシャンゼリゼホテル発 55ユーロ
・10時10分：入場(予約時間10時)
・10時10分-11時30分：宮殿
・11時30分-11時40分：お土産、ラデュレ
・11時40分-12時35分：庭園、ラデュレ休憩
・12時35分-13:46分：レンタル自転車、プチトリアノン見学
・14時15分：退場
・14時30分-15時20分:帰りタクシー パトリックロジェサンジェルマン店まで 70ユーロ
家族3人以上だと、ツアーよりもタクシーでも同じくらいか、安い料金になりそうです。また、自由に観光できるので時間を気にせずに離宮まで足をのばすことができるのと、レンタル自転車でのサイクリング、ピクニックでランチもおすすめです。ヴェルサイユ宮殿はサイクリングもできたことで単なる宮殿を眺めるだけでなく、体験もできたので家族の中でも思い出に残った楽しい出来事の上位に入っています。ぜひゆっくり観光できるタクシーを使った自由プランもおすすめです。小さい子がいる人は安全を買うと思ってタクシーを使い、料金を節約したい人は行き帰りは地下鉄というのもありだと思います。
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